留学先での性暴力(朝日新聞) -考察と私のイギリス留学経験-

留学先での性暴力(朝日新聞) -考察と私のイギリス留学経験-

留学先での性暴力

朝日新聞の記事がLINEで通知され、気になった。

『留学先での性暴力、被害者ら実態調査 不安で頼ったら…』

留学生活が始まったばかりで不安だった時期に初めて知り合った日本人で、何かと頼りにしていた。「日本食を作るから食べにおいで」と誘われた男性宅で被害に。

朝日新聞

悲しいことだけど、これまで海外で勉強してきた身としては想像がついてしまってんな。

初めて行く海外、留学前から目星つけていた「日本人コミュニティ」の集まりに早速行ってみる。そこで優しくしてくれる人がいた。不安がたくさんあって、はじめは、なかなか仲良くできる人がいないから寂しいし、誰かと仲良くしたくて家まで行ってしまった、、、

留学先で性被害にあった全ての人に対して心をすごく痛めています。どうしたら未然に防げたのだろう。

留学前に知識をつける重要性

学生の留学だけに限らず、海外の駐在または海外青年協力隊など、新しい国へ行く前に性暴力に関する知識は絶対に必要だと思う。

Deeper Look Podcast っていう国際協力分野のテーマを取り上げているポッドキャストがあるんだけど、その中のエピソードでアメリカ版 海外青年協力隊隊員が派遣先で起きたセクシャルハラスメントについてピックアップしていたんやけど、今回の朝日新聞の記事がすごく被った( “A Deeper Look: #AidToo, Harassment, Abuse and Assault within Development Work” )

異国で自分より知識、経済力、権力がある人に狙われた時どうやって対応したらいいのかって私たち、全然知識としてないんだよね。だけど異国の地で「分かってなさそうな子」(男女ともに)って狙いやすいし、つけ込まれやすい。

まずはその前提を自分の認識として持っておくのはすごく重要なことなのかもしれない。

私の経験と取った対策

振り返ると色々出てくると思うんだけど、今回は誰もが経験しそうな事例をあげてみるな

イギリス留学で経験したセクハラ+取った対策は以下:

(1)学校の帰り道でCat Callされる(知らない男の人に “そこのセクシー!”みたいな感じで声をかけられる

→ 日本人の女性って結構「笑顔」で対応しちゃう人が多い気がするんだけど、こゆときは圧をかけたほうがいいし、ガン無視でスタスタ歩いたほうがいいって途中で気づいた。「隙」を見せないのが重要で特にアジア人女性は「弱い」イメージを持たれることが多いのので注意が必要だと思う。

(2)クラブで仲良くなった人が家まで送ってくれると言い出す

→ これは結構振り払うのが大変だったというか、仲良くなった男の人が「家まで暗いから送るね」というから、それを普通に優しさとしてだと思ってたら「トイレ貸して」と言い出して部屋に入ろうとしだして、、、幸いにも学生寮だったので名前を受け付けで書かせて、トイレは貸したけど自分は部屋の外でまって「学生寮は誰も泊まれないの、帰って」と伝えて必死に追い出したな、、。

(3)日本人の集まりで年上の男性が偉そうに話しかけてきて会話の内容が気分悪い

→ これはPubであった日本人コミュンティでの集まりやけど、確かこの時はさっと違うグループに移ったかな、、、なんか会話の内容がすごく居心地悪かったんよね。ここで「失礼かな?」とか迷ってしまう人もいるかもしれないけど、「今後一生会わない人だ」と割り切って他のグループの会話に混ざったほうが安全だと思う。

改めて、振り返るとその場その場で色々判断して必死に逃げていた自分がいたんやなぁと改めて思うわぁ、、

自分を守りつつ、最高の経験を

「留学先で危ないことをしないように」というのは簡単。だけど行った先で新しい人と出会うためにはどこかへ出向かないとできないこと。

だけど同時に自分の中で、「自分のことを自分で守る」という意識をもち「なんか変だぞ」という直感が働いたらそれを信じて対策することが重要。そしてその直感が働くには事前に知識のインプットが必要。

楽しい、最高の経験をするためにも事前に性暴力やセクシャルハラスメントについて少しでも学ぶ時間を取ってもらえたらいいなと個人的には思います。(そして派遣者、学校、会社、などはしっかりハラスメント、バイオレンス研修を準備し受講できる仕組みを準備してほしい。あとホットラインも)

ほなね!ナッツ。