アンコンシャス・バイアスって何?-無意識の偏見-

アンコンシャス・バイアスって何?-無意識の偏見-

バイアス(偏見)って改めてなんだっけ?

みなさん、バイアスという言葉について知ってる?

バイアスとは「偏見」。

その中にも「意識している偏見(コンシャスバイアス)」と「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」と両方存在するんやけど、

じゃあ、そもそも「偏見」とは一体何なんなのか?

例えば以下の偏見が存在する:

(1)宗教的偏見

(2)人種的偏見

(3)年齢の偏見

(4)ジェンダー/性別の偏見

(5)身体的偏見(身体能力)

(6)セクシャリティーの偏見

(7)外見的偏見

などなど、、、

社会は様々な偏見が存在し、偏見とは簡単に言えば「偏った見方」。

偏った見方には、誰かに対してネガティブな影響、またポジティブな影響を与えたりする。

例えば、「関西のたこ焼きがやっぱ一番やな!」的な偏見は、もしかしたら他県からしたら迷惑かもしれませんが、そこまで害はない。

だけど、「シングルファザーなん?絶対仕事に支障あるやん」とか「女性なんて就職してもすぐ出産するやん」というのは大迷惑な偏見よね。

このような感じで私達の日々の生活には様々な偏見が存在し、害を与えたり、与えなかったりするのです。

じゃあ、アンコンシャス・バイアスとは?

アンコンシャス・バイアスとは社会的なステレオタイプでなおかつ、自分が認識できていないバイアス(偏見)のことを指します。そして、

これは誰もが持っている。

(ここ重要)

なぜなら人間は何かしらラベルやカテゴリーを与えて情報処理をすることが多いから。

なのでアンコンシャス・バイアスのない人間になることはほぼ不可能。代わりに「自分にもアンコンシャス・バイアスがあるんだ」と認識することが重要。

では、ここで想像してみてほしいねんけど、

あなたがもし企業の採用担当だったら?

目の前にある情報が履歴書だけだったらどうやろ?

きっとそこに書いてある情報と顔写真を元に自分のこれまでの経験で、どんな人か想像すると思う。これは誰もがやること。

しかし、残念ながら人には無意識の偏見がある。そして採用側が「似た者同士」であれば余計に偏見が偏るのが想像つきますよね?

いやいやいや、私そんな差別せーへんよ!

そう思っているあなた!思い出して!無意識の偏見はみんなが持っているものなの!(2回目)

例えばやけど、

オーケストラが男性社会で女性の進出がなかなか進まなかった中、改善するために何をしたか知ってる?

なんと、「ブラインドオーディション」(目隠しオーディションとでも言いましょう)を実施したの。

オーディションを行う前、演奏者と審査委員の間にスクリーンを置き、ジェンダーをわからなくしたのだ。演奏者が見えなければ、審査員は音だけで評価することになる。そもそも演奏家が評価されるべきことは音だけなので、このやり方はベストな演奏者を見極める手法として理に叶っている。

(省略)

女性の合格率がなんと50%も上がったのだ。1970年に5%だった米国オーケストラの女性比率はその後確実に増え続け、現在40%となっている。

Forbes: 男性に「ゲタをはかせていた」無意識の偏見の正体

本来楽器を引く能力だけで審査されるはずなのに、なぜか「男性」の方が採用される方が多かった。

そして性別がわからないようにしたら「女性」の採用が増えた。まさに、これがアンコンシャス・バイアスなんよね。

日々向き合うしかない、アンコンシャスバイアス

社会で生きている以上、何かしらの偏見を気づかず私たちは持っています。そしてそれらには害のないものもあれば、人の人生を大きく左右してしまうものもある。

上記で述べた「採用」などはいい例やと思う。偏見が極力ないようにしていても、個人には限界がある。だからオーケストラでの採用では「顔が見えないように、ジェンダーがわからないようにカーテンを審査員との間に置いた。」ねん。

ここは私たちがアンコンシャス・バイアスと戦う際にクリエイティブになれる点。自分の「意識」ではどうにもならないものを、どう創造的に乗り越えるか?

きっと偏見に頼らないことで、眠っている誰かの才能に出会える機会ともるからね。

ぜひ考えてみてほしいなぁ、なんて思う。

ほなね!ナッツ。