コンドームだけじゃ不安？-避妊方法を9つ紹介します！-  

避妊方法、実は色々あるんやで

世界には、ほんとーに多くの避妊法が存在します。

中には学校で教えてもらえるものもあれば、自分で調べないと出てこないものも。

そしてものによって避妊率が違ったり、価格が違ったり。

避妊方法の選択肢について知ることで、「セックスへの不安」から解放されるかもしれませんよね。そして避妊法はコンドームだけじゃないんです！

自分の選択肢について知ることは、すっごく重要なので、今日は世界で主に使われている9つの避妊法について紹介します！

世界に存在する避妊法

これら9つは世界で主に使われている避妊方法です。ものによって、避妊率は異なってくるので、使用する前にそれぞれの特徴などはしっかり調べる必要があります。

例えばコンドームでいえば、正しく使用されれば避妊率98％と言われているけど、使い方を間違えると避妊に失敗する率が18％まで上がるといわれています。

また、避妊ピルや子宮内避妊具は正しく使用されれば、避妊率はほぼ100%ですが、ピルなどは飲み忘れなどのリスクがあります。さらに、不妊手術は、後戻りが難しいです。

どれも「完璧」ではないということは頭に入れて、

「自分にはどんな選択肢があるのか？」ということを今日は知ってもらえると嬉しいです 🙂

    【世界で活用されている避妊方法】

（１）女性の不妊手術（Female sterilisation)：外科的手術により妊娠を不可能にする方法

（２）男性の不妊手術（Male sterilisation)：同上

（３）子宮内避妊用具 (Intrauterine device: IUD)：子宮内に装着する小さな器具（３−5年有効）で避妊する方法

（４）皮下インプラント（Implant)：長さ4cmのマッチ棒サイズのスティック状のインプラント（３−5年有効）を腕などに入れ避妊する方法

（５）プロゲスチン注射　（Injectable）：注射製剤（1－3ヶ月有効）を打つ避妊方法

（６）避妊ピル（Oral contraceptive pill）：毎日避妊薬を飲んで避妊する方法

（７）男性用コンドーム（Male Condom)：ペニスをゴムで覆う避妊方法

（８）リズム方　Rhythm (calendar) method：女性の月経周期にともなって起こるカラダの変化をもとに、妊娠しやすい日と妊娠しにくい日を予測する避妊方法

（９）膣外射精（Withdrawal ）：女性の膣の外で射精する避妊方法

どうですか？何個知っていましたか？

え、こんなに選択肢があるの？の正直驚いたのではないでしょうか？

日本で一番使われている避妊法は？

ここでおそらく気になるのは、「日本ではどれがメジャーなの？」ということがだと思います。

日本では圧倒的に「コンドーム」がメジャーです。

ある調査で、15歳〜54歳の女性（25,192,000人）に、上記避妊方法のうちどれかに該当すると聞いたところ、46.5%が「該当する」と答え、

1位 男性用コンドーム 34.9%

2位 膣外射精 4.5%

3位 避妊ピルが2.9％

でした。(2015年時点）

まぁ、でもどの国もコンドームが手軽だからそうじゃないの？と思うでしょ？

これが、びっくり、違うんです。

お隣の中国では、15歳〜54歳の女性（342,920,000人）に、上記避妊方法のうちどれかに該当すると聞いたところ、69.6%%が「該当する」と答え

1位 IUD 26.2%

2位 男性用コンドーム23.2%

3位 女性の不妊手術 14.1%

(2017年時点）

また韓国（6,552,000人）でも同じ質問をしたところ、60.1%が上記の避妊法のいづれかを活用していると答え

1位 IUD 47.0%

2位 男性用コンドーム 5.3%

3位 リズム方 3.5%

でした。（2014年時点）

国によって全然違う！面白い！という感想と、「コンドームの使用が当たり前」は日本特有なのかな？と色々気づきがあると思います。

もしかしたら、世界の流れとして「男性用コンドームだけでは不安」という女性が自分で避妊をコントロール選択肢を取り始めているのかもしれませんよね。

出典：Contraceptives Use by Method 2019

避妊方法についてしっかり相手と話そう

セックスをする時、相手と避妊方法についてしっかり会話していますか？

それとも「まぁコンドーム買ってきてくれるでしょう」と任せっきり？

せっかくの特別な時間に避妊方法について確認するなんてムードが壊れるなんて思ってる？

避妊について話せていないから不安だ、というのも一理あると思うんです。

特に女性の方がセックス後から生理がくるまで

「妊娠していないか」ということを気にすると思うし、考えすぎてストレスになることもあると思う。

そんな不安の原因について相手と全く「話さない」なんていうのは、二人の関係性にとっていい影響があるとは思えません。

コンドーム買ってきてそれをデフォルトにしたり、実は不安だからこっそりピルを飲んでいるとかなんていう関係性よりも

「どんな選択肢があるのか知ろう」「どれが自分たちのライフフェーズにあっているか考えよう」「長期的に考えてどれが一番経済的か調べよう」

そんな会話があることはとても素敵だなと思います。

（あと正直、「避妊についてしっかり自分も関わっている、コントロールができている」方が正直セックスも気持ちがいいと思います。なんてたってお互いの「信頼」が高まるから。）

（また、もしワンナイトな出会いであった場合、その日あった相手と上記のような会話はさすがに・・・といった時でも、避妊について自分がコントロールできていることは、重要ですよね。その日あった人に避妊を任せっきりはやめましょう）

ぜひ、自分の持っている選択肢について考える時間、そして、相手と考える時間を取ってみて不安を解消するアクションをとってみてくださいね。

ほなね！ナッツ。

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