17.3 about a sex 『#6 胸のサイズってそんなに大事?』-ameba TVで公開中!
- 2020.10.30
- コラム/ column
- セックス

自分が高校生〜大学生頃に思っていたことが

ameba TVにて高校生の悩みに関するドラマが公開された。
第1話〜第9話まで、なんとなく自分も悩んできたことがあるトピックで感激した。
#1 処女卒業17.3歳。ウチらはどうする?
#2 そもそもセックスってしなきゃダメ?
#3 女子が経験人数多いのってダメなの?
#4 ぶっちゃけ、女子も一人でしているの?
#5 人を好きになることに、性別って関係ある?
#6 胸のサイズってそんなに大事?
#7 男子の皆さん。1週間出血し続けたことありますか?
#8 妊娠で退学。なんで女子だけ?
#9 17.3歳ーウチら、もう”何も知らない”って歳じゃない
どれも人生で一回は考えたことある内容。特に #3「女子が経験人数多いのってダメなの?」や #4「ぶっちゃけ、女子も一人でしているの?」は女性は結構葛藤しているイメージがある。それをドラマのタイトルとして捉えたameba TVとジェンアー平等が進みつつある現代に感動感動。(涙笑)
だけど、今日は#6「胸のサイズってそんなに大事?」について考えたい。
胸がないことがコンプレックスになる瞬間
胸がないことがコンプレックスになる瞬間が女性にはある。
それは異性にいじられた瞬間、そして自分もネタに走った瞬間である。
「ペチャパイ!」
「水平線!」
「ぺたんこ!」
もう、数々のペチャパイいじりが社会には実は存在する。
聞けば聞くほど、自分の体を愛せなくなる。
正直、「胸のサイズってそんなに大事?」という問いかけは
男女ともに問いかけなければいけない。
女性も男性並みに「胸はあるべき」と思っている気がしないこともない。
「いいな〜Aちゃんは胸あって!私見て、ぺったんこやで」と自らネタに走ってしまうあれ、なんなんやろう?胸があっても、なくても美しいのに、なんて今の私なら思うけど大学生の頃の自分は思えなかった。
なぜか「胸がある=女」「胸がない=ネタ」になるこんな不健全な風潮をさっさと改善しない限り、胸がいないコンプレックス女子は増え続ける一方である。だから『17.3 about a sex』のような映画が出てきたことは本当に心強い。
Netflixシリーズ “セックス・エデュケーション”
『17.3 about a sex』のように高校生が性について向き合うNetflixシリーズ “Sex Education” ではより幅広く性について触れている。
性感染症、男女のマスタベーション、sexual fantasy (妄想する性的シチュエーション?)、性的同意 など大人が見ても勉強になるシリーズだ。
このようなドラマが沢山出てきたのは本当にいいことだと思う。
自分が高校生の頃出会いたかったなぁ。なんて心底思う。
ナッツ。
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