ジェンダーメディアを初めてみて -【2020年】もっとも読まれた記事をご紹介!-
- 2020.12.31
- コラム/ column
- ジェンダー, 社会構造

2020年メディアを開設してみた
2020年、ジェンダーについて発信する自分のクリエイティブプラットフォームが欲しいと思いwordpressで “Gender Lens” メディアを開設しました。
まず、wordpressの使い方を勉強するところから始まり、ググってはサイトをいじって、ググってはサイトをいじって、と全然ジェンダー発信とは別のところでスタック(笑)
なんとか、大枠を作れてからは記事を6月から12月の間に50記事ほど投稿しました。
多分、プロでブログやメディアを運営されている人からすれば、とんでもなくゆっくりなペースだと思います(半年毎日投稿!とかよく見るし)。
だけど、書いてみてわかったのが、やっぱりジェンダー視点で物事を見ることが自分は相当好きだということでした。
書くまではおっくうでも、書き出したら、調べるし、調べだしたら止まらないし、、、。
「こんな統計があるんだ」「こんな研究があるんだ」「こんな映像があるんだ」
記事を書くための発見は自分が学び続けるために必要な仕組みだったと思うし、発信する場を自分で生み出してしまったからこそ、新しく学べたことは無限にあります。
そして何よりも、投稿を続けることで、顔を全く知らない方々が自分の記事を読みに来てくれていることが本当に嬉しかったです。
ジェンダーという目に見えない社会現象・社会構造を言葉にすることを少しでも手助けてできていればいいなと思います。
2020年、一番読まれた記事 -5選-
さて、ここからは 2020年にもっとも読まれた記事についてご紹介します!
第5位 『クレヨンしんちゃんは、もう「ぞうさん」ができない。』
90年代のクレヨンしんちゃんと、2020年のクレヨンしんちゃんの違いについてジェンダー視点を通して考察した記事。
第4位 『行動する傍観者(Active Bystander)とは?』
セクシャルハラスメントなどに対して傍観するのではなく、現場に出くわしてしまったあなたが取れる行動について紹介している記事。
第3位 『セクハラとは?-セクハラだと断言していい10の行為』
「セクハラ」という曖昧な言葉に対して、具体的に「これはセクハラだと言っていいんだよ」と紹介している記事。
第2位 『留学先での性暴力(朝日新聞) -考察と私のイギリス留学経験』
留学中に経験するかもしれない性暴力、そして実際に私が出くわしたセクハラ、性的なことに発展してしまいそうだった場面でとった行動について紹介している記事。
第1位 『低用量ピル飲み始めてみた-オンライン診療、服用、購入先について-』
低容量ピルを飲み始めた私の体験記。低容量ピルを輸入できるサイトについても紹介している記事。
以上2020年もっとも読まれた記事5選でした!
2020年は、性や性暴力に関する記事が一番読まれたようです。
2021年やってみたいこと
2020年、とりあえず数を書くこと、続けること、習慣にすることを意識しながら書いていました。
1日の習慣、1週間の習慣が1年を作ると考えると2020年の目標は達成できたのではないかなと思います。
なので2021年は下記を意識して、メディアを運営していきたいと思っています。
(1)海外テーマ、特に国際協力分野の内容を増やす
他国と比較できること、他国の取り組み、成功例・失敗例というのはとても貴重だと思っています。比較する対象があって始めて自分たちの状況がわかると思うので、日本国内のテーマに限らず書きたいと思います。
(2)ジェンダー学分野のセオリー、フレームワークを紹介
学問が学問で終わってしまうことほどもったいないことはないと思っています。ただ知識を継承するためには誰もがわかる言葉にする必要があると思うので、学問的な内容をわかりやすく紹介する記事を書いたいと思います。
(3)記事メディアを越えた何かをする
これはまだ、ぼんやりとしていますが、このGender Lensメディアを軸に何かを始めたいなと思っています。それはポッドキャストかもしれないし、ジェンダートレーニングかもしれないし、まだ自分の中では、はっきりとしていません。ただGender Lensというメディアを基盤に何か新しいことにチャレンジしたいと思います。
2020年、Gender Lens Mediaに関心を持ち、私のつたない言葉を読んでくださり本当にありがとうございました!
2021年、よりパワーアップさせてジェンダー平等に実現に貢献しているようなプラットフォームにしていきたいと思います。
ナッツ。
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