「議論」がしたいのに感情的になってしまう時の対処法 -傾聴できるようになろう!-

「議論」がしたいのに感情的になってしまう時の対処法 -傾聴できるようになろう!-

「議論」が「口論」になりがちなあなた

ジェンダーテーマのイシュー(最近で言えばオリンピック委員会会長森氏による性差別発言)が世間で浮上した時、

「ありえへん!ありえへん!」と怒りがこみ上げ、誰かにこの怒りを共有したい!議論したい!なんていう気持ちがフツフツと湧き出てきたりしますよね。

そして思わず、目の前にいる人に自分の考えを伝えたら、気づけば口論になっていた・・・なんてこと・・・たまに・・いや、よくありますよね(笑)

あれ、私なんでさっきまで社会に対して怒ってたのに、今や目の前の人に怒りの感情を持っているんだろう・・・今の社会について誰かと話したかっただけなのに・・・

なんか、、、余計に、、、気分悪いぃぃぃぃぃぃーーーーー!

ってなってしまう前に、何が問題だったのかちょっと掘り下げてみましょう。

なぜ議論が口論へと発展してしまうのか

議論が口論になってしまう理由はたった一つ。

つまり「相手が自分と同じレベル感で理解してくれること」を求めすぎているためです。

例えば今回のオリンピック委員会森喜朗氏による性差別に当たる言動については、

Aさん「こんな発言ありえない!」

Bさん「そんなに気にすること?」

と考え方が別れた場合、恐らくAさんはBさんに「理解してほしい」と思い、様々な話をすると思います。

Aさん「明らかに女性軽視の発言だよね!」

Bさん「そうかな?」

Aさん「いやいやだってさ、女性は話が長いからって明らかに女性を入れたくいのが態度に出てるじゃん」

Bさん「まぁでも森さんも歳だし、、、」

Aさん「そゆ問題じゃない!!」

なかなか理解のできないBさん。Aさんは次第にイライラし始め、次第にBさん個人を攻撃する発言が増えていきます。

Aさん「Bは結局マイノリティになったことがないからわからないんよ」

Bさん「・・・は?」

もうそこからは、すれ違いの渦。建設的な議論ではなく、ただの口論です。そんな状態健全な会話ではないので、できれば避けたいですよね。ではAさんもBさんもお互いにどうすればよかったのでしょうか?

相手がどの視点から語っているかまず理解する

口論ではなく、議論をするためには、まず第一原則として「傾聴」の姿勢が必ず必要です。なぜなら自分の考えばかり強調するのであれば、それは公演や説得であり議論ではないからです。

特にジェンダーイシューなど、自分事になりやすい事象については人はロジックと感情が入り乱れることが多いです。なので相手の考えがどこからきているのか、一つ一つ紐解きましょう。例えば先ほどの、

Aさん「こんな発言ありえない!」

に対し

Bさん「何がありえないと思ったの?」

とまだ怒りの感情を抱いている対象を明確にする質問ができます。

また、Aさんも

Aさん「こんな発言ありえない!」

Bさん「そんなに気にすること?」

Aさん「私はこの点が気になってるけど、Bはどう思う?」と自分とは全く異なる視点を持っているであろうBさんの世界観を確認する事もできます。

議論をするのであれば、できる限り曖昧な言葉を省かなければいけません。

上記の「こんな」や「ありえない」や「そんな」など曖昧な表現のまま話を続けてしまう事によりお互いの話している内容が見えず、イライラの結果、口論になるので、できる限り明確にしましょう。

そのためには傾聴です。相手が生きている世界を理解するための言葉を拾いましょう。そこからようやく議論ができるものです。

一人一人が異なる世界に生きている

一人一人の人間が全く異なる世界に生きています。なので「相手が自分と同じレベル感で理解してくれること」はあまり求めず、それよりも相手はその事象に対してどんな考えを持っているのか聞く事の方が重要だったりもします。

その会話の中で恐らく自分が見落としている点、気がつけなかった点が沢山でてくるためです。私もよくジェンダーイシューに怒り狂い周りに話しますが、人に話すことが感情的になっている自分を落ち着かせてくれ、様々な視点から物事を見る視点を与えてくれます。

口論になると自分お体力が消耗した割に得たものないもない、、なんて状況に至ってしまうので、ぜひ「傾聴」する事を心に覚えておいてもらえたらいいなと思います。

ナッツ。