効果のあるダイバーシティ研修とは?-組織で多様性を育む方法-

効果のあるダイバーシティ研修とは?-組織で多様性を育む方法-

多様性研修、流行ってるけど意味あるの?

前回の記事『ダイバーシティー(多様性)研修だけじゃ、多様性は育まれない!-免罪符効果って知ってます?-』では、ダイバーシティー(多様性)研修が、真逆の効果を発揮し多様性のない組織を助長してしまうかもしれないというお話をしました。

気をつけないと「多様性に関する研修受けたからもう良いでしょ!」と学んだことを全く日常に落とし込まない、最悪の場合多様性とは真逆の行動を人はとってしまうかもしれません。

でも組織内を多様性な場にしたいんだよね、、、どうしたら良いんだろうと悩むあなた朗報です。

実は研修自体が無意味というわけではなく、知識をインプットするだけではあまり意味効果がなく、これから紹介する3つのことを同時に取り組むと研修も有効な手段になりえます。

研修と同時に実行したい3つのこと

(1)相手の立場になって考える練習

え?小学校の道徳の授業?と思うかもしれませんが、オーソドックスで効果があります。

あえて自分とは違う人になりきって、相手の立場になって考えること、実は日常であまりしません。

相手の立場になって考えると自分の発想や視野の限界に気づけるので、ワークとしてはおすすめです。

排除されている人は誰でしょう?その人の立場になって考える練習をしてみましょう。

(2)「多様性なんて当たり前」をカルチャーとして作っていく

もともこうもないですが、研修はたかが研修です。

1回や2回の研修で人の行動や考えは大きく変えることは難しい、そもそも多様性なんて自分には関係ない!って思っている人は研修を聞いてはいないでしょう。

そんな時何が有効かというと「多様性を重んじるなんて当たり前じゃん?」という組織文化をどんどん作っていくことです。

人は多数派の考え方に合わせがちです。はみごになりたくないから。仲間はずれになりたくないから。

内心「多様性ねー。自分には関係ない〜。」と思っていても表向きは「多様性大事だよね!」と合わせ始めます。

正直賛否両論ある方法かもしれませんが、人の考え方を変えるには相当な時間がかかるので、まずは「当たり前に合わせる」人が増えていくのは効率的・効果的な方法じゃないかと思います。

(3)「AHA」モーメント(気づきの瞬間)を作る

気づきの瞬間を作り出せると有効です。

自分の凝り固まった考え方が「もしかしたら違うかも、、、?」と気付けた瞬間から人は主体的な学びを発動します。

相手の立場になって考えるワークが気づきの瞬間になるかもしれないし、

他者とのディスカッションがそのようなきっかけになるかもしれません。

気づきの瞬間は人それぞれですが、個人の考え、思い込みを崩せるような瞬間を多く提供してあげると良いでしょう。

どうでしたか?

せっかくお金をかけてダイバーシティー(多様性)研修をやるのであれば組織に定着する形で実施したいですよね。

(1)〜(3)全てを同時にする実行することにハードルを感じるようであれば、ぜひどれか1つから始めてみてくださいね。

それでは!

ナッツ。

出典:WORK DESIGN 行動経済学でジェンダー格差を克服する(イリス・ボネット)